トレーナーの勉強は正直なにをすればいいのかわからなくなることが多々あります
機能解剖、運動生理学、起始停止、栄養、エクササイズの方法、コミュニケーションの取り方、そもそも何から評価するのか、その評価からお客さんの希望に応えるためにどうやってプログラム設計するか、、、
果たしてどこから手を付ければ良いのでしょうか
NSCAやNESTAの資格を取ってトレーナーとしての基礎知識を身につけるのが優先だと考えています。ただ、それだけだと一般の人はどんな体なのかを知ることができないため机上の空論になってしまうように感じています。
そこでオススメの解剖学の知識を一気に上げる方法があります!
これをやると評価をするまえからおおよその体のクセがわかるようになります
時間短縮になりますし、質問したわけでもなく、触ったわけでもないのに体の状態が当てられるようになるためお客さんから信頼されやすくなります、なんかよくわかんないけど凄いって思われます
目次
健康ランドでおじさんの全裸を観察
解剖の勉強をしても実際の人で見ないと現場でその知識を活かすことができません
現場だといつもそうですが教科書どおりじゃない人がたくさんいます
むしろそんな人ばかりです
肩のインピンジメントが出てローテーターカフが働いてないことが原因だと思ってチューブでローテーターカフのトレーニングしてみてもどうもインピンジメントが残る、肩甲上腕リズムがよくないのかと予想してストレッチポールやプッシュアップをやって、さらに肩甲骨に付着してる筋肉のストレッチをしてみたけどまだよくない、、、何故だ!
僕はこんなことしょっちゅうです
過信してくじかれての繰り返しです
でも教科書通りじゃない人の体にも必ず原因があります
いかに本で学んだ内容を実際の体に適応できるかが大事です
全裸のオヤジにはメリットがたくさん
正確な評価ができる
まずトレーニングの現場ではクライアントさんは服を着ています
服を着ているとどうしても正確な評価は難しくなります
筋肉の付き方、骨の位置、関節の動き、力の入りかたは服を全裸が一番評価しやすいです
健康ランドにいるオヤジ達の姿勢は悪い!
ホントに悪い人ばっかです
猫背だったり、がに股だったり、お腹でてたり、膝曲がってたり、みんな長年の苦労でたくさんの問題を抱えているんです
どうしてそうなるんだろうって考えるのが大事
太ってる人はたくさんいる
でも背中に脂肪がついてる人あまりいない、みんなお腹ばっかり出てる
背中には脂肪がつきにくいのか
何故だろう?←これ大事
お風呂にはサンプルのおじさん達がたくさんいます
いくつもの何故だろうを解消していけば解剖の知識は間違いなく身に付いてきます
デメリットはそっちの気のある人だと勘違いされること
長時間たくさんのおじさんの全裸を観察していたら、目が合って微笑まれたことがあります
あまりにジロジロ見すぎるのは控えましょう、さりげなく自然になにくわぬ顔して観察するのが大切です
やり方
- 健康ランドや温泉など全裸のおじさんがいそうな施設に行く
- 服脱ぐ
- 全裸のおじさんがよく通りそうな場所に陣取る
- 前を通り過ぎるおじさんの歩行を隅々まで観察する
- 姿勢、歩き方、筋肉の付き方、力の入り方などなんでも気づいたことを覚えておく
- 目で得た情報から姿勢の原因、どんな仕事してそうか、昔やってたスポーツ、どんな体の悩みをもっていそうか、それらに対するアプローチの方法を妄想する
- 家に帰って調べる、記録する、動きのマネをしてみる
- 自分のクライアントさんに役立ちそうな情報があればアウトプットする
おじさんは次から次へと流れてくるのでこのやり方をひたすら繰り返します
見飽きたら休憩してもいいし、お風呂から出てもいいし気の向くままやるのがいいかと思います
これで少なくともおじさんの体には相当詳しくなれます!
まとめ
トレーナーの勉強は大変です、本当に幅広く、それぞれの分野が果てしなく深いです。
そのためどこから手をつければいいのかわからなくなってしまう人はたくさんいます、僕の周りのトレーナーさんでも悩んでる人がたくさんいます。
今回提案したかったのは現場に即したインプットとその応用です。どうしても本だけで学んでいくと机上の空論になりがちです。得た知識がいかに目の前の人の体と結びついてるのかが一番大切なことだと思います。
Let’s 健康ランド!Let’s裸のおじさん!(◔◞౪◟◔)
姿勢のことがスッキリわかるオススメ本