3冊読めば最低限必要な知識はつく
独立に関する本はたくさんあるけど、だいたいどれも同じようなことをいっている。
- 節税しろよ
- 申告忘れんなよ
- 記録つけとけよ
- 計画立てろよ
- 集客に力入れろよ
あとはどの内容の比重を重くするか、どこまで簡単にまとめるか、詳しく伝えるか。
これから開業する人向けの本に絞るとほとんどが同じような内容になってしまうのです。
僕も独立する前に5冊個人で開業することについて書かれた本を読みましたが4冊目から新しい内容がほとんどなく5冊目になるとどこも見たことのある内容だなぁと感じました。正直3冊読めば開業するために必要なことは十分に抑えられます。
わからないことで知らないと困るのは申告と税金についてです。
個人事業全体については基本を押さえておけば問題ないです。
開業時はこれで十分です。
というか個人事業の事業内容は人によって違いすぎるのでホントに基本のこと以外は広く浅く書かれてる本だと参考にならないのです。
あとはいかに読みやすくて実践的な書籍を選べるか次第。
本によってはやたら長く説明してる割にわかりにくかったり、精神論ばかりだったり、扱ってる内容が少なかったり、、、
無駄ではないですが遠回りです。
これから開業するのであればできるだけ時間をかけずに必要な知識を身につけたいですよね。
そんなあなたのためにこれだけ読んでおけば開業はできるようになる本を3冊選んで紹介します。
※今回は売上の上げ方について書かれた本は載せていません。売上をどうやって上げるかでどれだけの会社が悩んでいるかを考えれば、売上を上げることについては緊急かつ重要な課題だといえます。
簡単に押さえておけばなんとかなるというものではないのでここには掲載しません。
目次
税金と申告
フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。
なぜキャバクラ代がOKでベビーシッター代が経費で落とせないのか!? ザイが作ったフリーランスのためのお金の本
- とにかく実例が多い(税務調査にただならぬ執念を感じる)
- 雑誌を読んでるような感覚、コラム形式で紹介されてる
- 上記の本(フリーランスを代表して)の穴埋めをしてくれる
- 申告書の記入例もたくさん載ってるので助かる
実例がたくさん載っているのでわかりやすいです。なぜか税務調査の時の例が異様に多いです。おかげで税務調査員がきたときのシュミレーションはバッチリです。
zaiが雑誌の会社なのでこの本もコラムをまとめた形式で紹介されています。それぞれが簡潔にまとめられているので税金、申告について概要を把握するのにはもってこい。
フリーランスを代表をしての本はわかりやすく必要なことだけを書いてくれてるのですが、情報が足りてない部分もあるので、ヌケモレをなくすのにもってこいです。
申告書の記入例もあるのでいざ記入となったときに焦らなくて済みます。
個人事業全般
オールカラー 個人事業の始め方
フリーランスの仕事の全体像を把握するために必要。
個人事業って結局何をすればいいのかわからないですよね、
独立するまでに必要なこと、 独立してから必要なことを広く浅くカバーしてくれますこの本でモノ足りなくなったら仕事の流れを覚えた証拠です。
資金繰り表、損益計算書、預金出納帳、、、
はじめて見る言葉がずらりと並びます、でもいずれも重要な言葉なのですがそれそれ丁寧に解説してくれています。
この3冊でだいたいなんとかなる
僕はまだ独立して2週間しか経ってないですが、今のところこの3冊でこと足りています。
独立本はたくさんあって正直どれに手を伸ばせば良いのかわからなくなりますが、基本的にいってることはどれもあまり変わらないです。
それならわかりやすくまとまってる本でいいんじゃないかと、結局僕の手元に残ったのがこの3冊でした。
これから個人でお仕事する方の参考になれば幸いです。