お客さんと話していると肩こりというワードはしょっちゅうでてくる。
肩こりも原因を探っていくと果てしなく奥の深い分野です。
そうはいってもある程度毎回名前をみるおなじみの筋肉はだいたいこの3つだと思うので今回はその筋肉についてシェアしていきます。
肩こりを代表する3つの筋
- 肩甲挙筋
- 僧帽筋(上部)
- 後頭下筋群
肩甲挙筋

引用:teamLabBody-3D Motion Human Anatomy-
主な機能:肩甲骨を挙上、下方回旋
この筋肉を肩こり筋と呼ぶ人もいるくらいTHE・肩こりの筋肉です
今まで4足で歩いていた動物の時は肩甲骨は背中の上に乗っかっていたのですが人間が直立で生活するようになってから肩甲骨はぶら下がるようになりました。
筋肉で肩甲骨を支えなければならなくなったのです。
肩甲骨を支える筋肉がこの肩甲挙筋なんです。今まであまり仕事しなくてよかったのに急に過酷長時間労働をさせれてるかわいそうな筋肉です。
そりゃ悲鳴もあげます。
この筋肉を伸ばしたりトレーニングしてなんとかなることはあまりないですがトリガーポイントが有効です。
僧帽筋(上部)

引用:teamLabBody-3D Motion Human Anatomy-
主な機能:肩甲骨の挙上、上方回旋
なで肩の人はこの筋肉の筋力が低下してる可能性大です。
特に女性に多いです。
縮んで固まってしまっているわけではないので難しいです。
伸びてる筋肉は縮めなければならないので力を入れるのがいいです。
肩を耳につけるつもりで背伸びをしたり、トリガーポイントも効果的です。
後頭下筋群

引用:teamLabBody-3D Motion Human Anatomy-
主な機能:頭部の後屈、回旋
この筋肉は肩周辺の筋肉ではないですが、首コリのときの常連なので入れました。
スマホやパソコンで頭が前に出た姿勢をとり続けていると徐々に凝ってきます。
この筋肉は縮んでることが多いのでストレッチをすると気持ちよく伸びます。
トリガーポイントを押さえるとさらに効きます。強烈に頭にジーンと響く感じがします(人によっては頭痛みたに感じる人もいる)。緊張性偏頭痛の肩はここを押さえると楽になることが多いです。
姿勢と動きが鍵
肩が凝るのはもちろんこの3つの筋肉が原因になっていることが多いですが、これらの筋肉に負担をかけない姿勢を取れるようになるほうが何倍も大事です。
猫背、頭が前に出てる、肩が前に出る、胸が張れない、浅く座る、、、
これらの不良姿勢が肩こりに繋がってる可能性大です。
関節を大きく動かしたり、筋肉をつけたり、ストレッチしたりやった方がいことがあまりにもたくさんあるのでここでは割愛しますが筋肉が喜ぶことをするのが基本です。
毎日絶好調な体を手にいれましょう^^