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正直ずっと良い姿勢でデスクワークは無理
腰が痛いというお客さんは多いです、僕はそんなお客さんに決まって「背中をイスの背もたれにつけて良い姿勢をキープするよう意識してください」と伝えてました。
でもこれは難しいこと要求していたなぁと今では反省しています。僕もそうなのですがデスクワークは集中するほど体が前のめりになっていくんです。
これは仕方がないです、何故なら目の前のことに集中するとそっちに体が近づくようにできてるからです。
人は向いてる方向に進んでしまうんです、歩いてるときによそ見をしているとそっちに寄っていってしまいますよね。それと同じでパソコンのモニターを見続けていると自然と体がモニターに近づいてしまうんです。
そんなことを何年も続けていると背中が丸まった姿勢が体に染み付いてしまいますこれが猫背です。ひどいと猫背だけではなく腰もまるまってしまう人もいます。電車でもお尻を前にだして座ってる人もそうです。
意識しないでも姿勢がキープできるかが鍵
どんなに良い姿勢を意識して座っていても作業に集中してしまえば自然と背中が丸まってきてしまうものです、なので僕は意識して良い姿勢をとることは諦めました。
そこで考え方を変えて、そもそも意識をしないで姿勢をキープする方法はないか探すことにしました。
みんな背中が丸まっている!
デスクワークで腰が痛いと訴える人に共通するのは背中が丸まることです。
背中が丸まってしまうことが腰痛に繋がるのか?
筋肉が痛くなるときにはパターンがあります。それはそれは力が入りっぱなしになっていることです。力が入りっぱなしの状態になってしまうと慢性的な症状にもなります。
特に意識してもいないのに力が入ってしまうのは、その筋肉が姿勢を維持するために引っ張られてる時です。丸まった体がそれ以上丸まってしまわないように支えてくれているのが腰(背中)の筋肉なんです。
腰が痛いという人は背中にも症状を訴えることが多いです。それは背中も丸まった体を支える筋肉だからです。
なのでいかにして腰が体を支えるために頑張らせないかが大事になってくるわけです。
背中が丸まらないようにすれば腰痛を抑えることができる
背中が丸まりさえしなければ腰は痛くならないわけです。
じゃあどうすればいいのか、
腰が丸まってしまう注目してみると、腰が丸くなるときは必ず骨盤が後ろに倒れます。それに合わせて上半身が丸くなります。すると痛くなります。
骨盤が後ろに倒れないようにしてあげればいいわけです。
そこでまるめたタオルを使います。
大きめのタオルをキツくまるめて、お尻の端っこで乗っかります。

そうすると骨盤が後ろに倒れず、真っ直ぐの位置を保ってくれるので上半身も丸まらないです。すると上半身を腰で支える必要がないため痛くならないんです。
腰痛グッズ買うくらいならタオル試してみて欲しい
しばらく試行錯誤していたのですがたどりついたのがタオルでした。効果のある腰痛用のグッズもあるのですがタオルとさほど効果は変わらないように感じます。なにより手軽なのですぐ試せるし、どこにでも持ち込めるので使い勝手がいいんです。お金もかからないですしね。
背中が丸まってしまうのがクセになっていたら根本的に体に問題がある
今回の方法はすぐにどこでもできるので便利ですが、これだけで腰がよくなるわけではありません。原因があるから痛みがでます、なので痛みの原因を突き止めてそれを解決しなければいけません。
背中が日常的に丸まってしまっている人はモモの裏の筋肉が縮んでしまっていたり、股関節が動かなくなっていたり、肩甲骨を寄せる筋肉が弱くなっていたりします。そうするといくら道具を使って腰痛の対策をしても、体自体の問題を解決しない限りまた痛みができてしまいますし、問題も悪化していきます。
なので本当に体の問題を解決しようとするなら定期的なトレーニングは必要ですし、ストレッチも必要になります。
とりあえず腰痛に対処するなら今回紹介した方法を試してみて、さらによくするなら体を鍛えることも視野にいれましょう。