2014年10月〜webコースを受講して半年後の2015年4月18日ににやっとNESTAの認定試験を受けたので、ここまでで僕が感じたことを正直に伝えたいと思います。
※まだ合格はしてない(=´▽`)ゞいやぁ〜
※2 2015年4月合格しました!!
※3 2017年2月一部内容を修正しました
特にこれからトレーナーの資格を取りたいんだけど何を取れば良いのかわからないって人に役立つよう頑張って書きます。
関連:NESTA PFTとNSCA CSCSどっちが難しいの?
関連:スポ医検さっそく受けてみた、なぜこんなに簡単にしてしまったのだろう
目次
そもそもNESTA-PFTってなんだ?
公式サイトから抜粋
NESTA(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会)は、アメリカ・カリフォルニアに本拠地を置くパーソナルフィットネス・トレーナーの資格認定団体です。
NESTAはこの業界において、ただパーソナルトレーナーとしての知識・技術の教育をするのではなく、ビジネスマインドも兼ね備えたプロフェショナルなトレーナーを輩出し、成功をサポートすることを目的としています。
特徴
- 業界屈指の信頼性と国際的な認知度の高さ
- トレーナーの必須知識・技術から、成功に導くビジネスモデルまでを網羅
こんな人にオススメ
- スポーツクラブで働いているが、自分の知識・スキルに自信がない方
- フィットネス・ウェルネス業界でのキャリア・スタート、キャリア・アップをお考えの方
- 自らジムを経営するなど、フィットネス業界での独立開業を目指す方
- パーソナルトレーナーとして成功したい方
- スポーツクラブの従業員全体のクオリティ・アップをお考えの方
- 対外的にプロとしての知識・スキルを証明したい方
- 海外での活躍を視野に入れている方
だそうです、どこの資格の団体も自分のとこは徹底的に良く言うので正直なところホームページを見るだけではよくわからないと思います
実際にやってみて感じたこと
メリット
- 信頼性の向上
- 基本的な知識の穴埋め
- 合格率が低い
- 業界のスタンダードがわかる
- 自信がつく
デメリット
- 認知度が低い
- 色々高い
- 内容が浅い
まずデメリットから
認知度が低い
これに関してはトレーナー資格保有者はみんな感じていることじゃないですかね
そもそもトレーナー資格は一般の人からはほとんど認知されていないんですよ
atcだろうがacsmだろうが関係ないんです
その資格がどれほど難しくても一般の人からするとよくわからないスポーツに関するアルファベットの資格持ってる人くらいにしか思われてないようです。
高い
NESTAだけじゃないけどパーソナルトレーナーの資格は高い
NESTAの資格を取るまでに最低でも5万7500円はかかる。
コースを受講すればあっという間に10万は超える。
でも費用と効果のバランスは人によって違うのでこれに関しては一概に良い悪いは言えないです。
内容が浅い
これも実務経験がある人ならコースを受講していく中で感じると思います。
自分が得意としてる分野を学ぶときには既に知ってる内容がほとんどだったりします。
逆にいうと学んでいく中で知らないことがあったらトレーナーとしてヤバイので(僕はヤバいのばかりでした)弱点探し、穴埋め、ベースアップにはもってこいかなと
ここからメリット
無資格者との差別化
これは言わずもがなですが、この業界は本人がパーソナルトレーナーと主張すればその人はパーソナルトレーナーです。誰であっても。
関連:パーソナルトレーナーはなぜこんなにもフワッとした存在なのだろうか?
そのため無資格であったりパーソナルトレーナーとは関係ない資格しか持っていない方でもパーソナルトレーナーとして活動してる場合が結構あります。もちろん資格が無いから知識が無いという訳ではなく、しっかりとした知識を持ってお仕事してる方もいますが、やはり全てがそうではないです。
そのため自分がパーソナルトレーナーとして必要な知識を持っている証明としてNESTAの資格を持っていることは差別化、信頼に繋がりやすいです。
基本的な知識の穴埋め
デメリットの項目でも書きましたが、人の身体に関する基本的な知識を広く学習します。
知らないとトレーナーとしてマズイ内容しか載ってないので学んで損することは無いです。
僕の場合は栄養学、特殊な集団の章は圧倒的に知識不足だったので、そういった自分の欠点を把握できたのは大きな収穫でした。
具体的には
トレーナーとしてのマインド、プログラム設計、解剖学、キネシオロジー、バイオメカニクス、栄養学、高齢者、子供、リスクを抱えた人の指導、評価方法、営業、広告なんかを学びます。
合格率が低い
※2017年2/26追記:この”合格率の低さ”の項目は公開当初はデメリットに入れていたのですが今では全く反対の考えをもっているのでメリットの項目に移しました。
ネット上で検索すると「NESTAはたいしたことねーよ(;゚;ж;゚; )ブッ」って人が結構いますが、実は合格率が低くちゃんと勉強しないと受からなかったりします。
実際僕は模試を購入して試験対策をしましたが一回目は合格点まで果てしなく遠かったです。
テスト前日まで結構頑張りました。いやぁもう必死でしたよ。もちろん個人差はあるのでできる人は勉強しなくてもすぐ受かると思いますが、基本的な知識に穴がある場合はそれなりに時間を割かないと難しいと思います。
合格率の低さは合格したときに自分を守ってくれる砦になります
簡単に取得できる資格をいくらもっていても、誰でもすぐに取れてしまうならあってもなくても変わらないです。
資格を持つなら簡単にとれない資格を取るべきだと思います。
関連:スポ医検さっそく受けてみた、なぜこんなに簡単にしてしまったのだろう
業界のスタンダードがわかる
僕は社会人になってからトレーナーになりました。
元はスポーツと全く関係ないゴリゴリの理系の大学出身だったので業界の普通がわからかったんです。
- 普通はどれくらいの知識なのか?
- 普通はどれくらいの労働時間なのか?
- 普通はどういう活動をしてるのか?
- そもそもトレーナーってどんな人?
こんなレベルで右も左もわからなかったのでとにかくスタンダードを知りたかったんです。おかげで自分のどういう部分が強みで、どれが弱みかをある程度知ることができました。これから何に力を注げば良いのかがわかったのは大きいです。
自信がつく
これが一番大きいですかね。僕みたいに途中からトレーナーを志した人にとっては合格率の低いパーソナルトレーナーの資格を持っているというのは大きな自信に繋がります。何より胸を張って私はパーソナルトレーナーだと言えるのは精神的に全然違います。(小心者には特に)独学で勉強するのも良いですがどうしても知識が偏ってしまうので自分の知識に不安がある方は是非おすすめします。
NESTAの内容は広く浅くなので得意なところ苦手なところがすぐにわかります。そのため自分の強みとなるところ弱点となるところが浮き彫りになるので自分を客観視することができます、そこからやるべきことがはっきりしてくるので今まで以上に効果的な活動に繋がるかと思います。
最後に
メリットもデメリットもありますが、どんな資格も活かせるかどうかは自分次第だと思います。あなたの活動スタイルにパーソナルトレーナーの資格が武器になるのであれば僕はNESTAおすすめします。
どーでもいいことですが僕は未だにNESTAとネスレがややこしくなります
どーでもいいですね
NESTA PFTをガチで取ろうとしてる方はこっちの記事がオススメです
NSCAかNESTAで悩んでるならこちらの記事がおすすめです
もっとお手軽で響きの良いそれっぽい資格ならこちら
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