先日トレイルマラソンに初めて挑戦してきました!
富士山麓トレイルラン2019/10/5
ですが平地のマラソンとは全くの別物でした。
もしこれからトレイルマラソンに参加するつもりでアップダウンきつめのマラソンくらいに考えているのであれば「思ってたんと違う!」がたくさん出てきます。
知らないと危なくてランを楽しむどころではないこともあったので実際に参加してみてこれは知っておきたかったをまとめていきます!
目次
坂道がキツすぎる!

平地のマラソンとの1番ギャップを感じたのはコース・サーフェスの変化の激しさです。
ボッコボコだったり、ぐちゃグチャだったり、急な階段だったり、ほぼ崖みたいな下り坂だったり
とにかく変化が激しいですし、極端です。
今回の富士山麓マラソンの折り返地点10km過ぎの登り坂はもはや壁です。

転倒は身近な恐怖
特にレースの終盤になってくるともう足が自分のものじゃない感覚になってくるので踏ん張りがきかないですし、コントロールも効きません。そんな状況下でこの路面です。

あっちでもこっちでも転倒者が続出します。なのでできる対策はやっておくべきです、シューズだったりゲイターだったり、水分だったりできる準備は万端にしておきましょう。
トレイルランのシューズは絶対にあったほうがいい
シューズは間違いなく必要。今回僕は普通のランニングシューズでいきましたがもう常にストレスフルです。
路面が不安定でとにかく滑るので足場を気にしつつ、態勢を気にしつつ、スピードを調整しつつでずっと転ばないことが念頭にありました。下りのコースは少し油断すると転倒します。しかも転倒すると大きな怪我をする可能性が高いので一歩ずつ慎重に着地せざるをえないです。
走り終わった後にトレランのシューズを貸してもらいましたが全く違います。そうそう滑らないので下り坂が気持ちよく走れるんです。
トレランシューズがあって初めて楽しめます。
周りの方達が履いてるシューズはサロモンが多かったです、あとはコロンビアとノースフェイスをちらほら見かけました。
ゲイターのショートも必要
ほとんどのランナーがしていませんでしたが、実際に走ってみると小石や小枝が続々と入ってきます。
着地の時に靴の中の石を踏んだらかなり痛いし、足場も悪いのでくつの中でかなり足が動くため靴底に異物がある時点でかなり気になるしでやはり危険。
ゲイターがあれば大部分を防ぐことができるので絶対にあったほうがいいです。
ショートゲイターのコスパ良いやつをつけてる人を何人か見かけました。次回のトレランの時には装備してリベンジします。
水分は持ち歩くべし、思ったより喉乾くしエイドまでが長い
トレランでは水分の携帯は必須です。もう疲労の度合いが半端じゃないのでその時にかなりの水分を消費します、しかもエイドまでが遠いです(今回の大会だけかもしれないですが)
思ったよりも汗を掻くので常に水分は持ち歩いた方がいいです。僕は今回手持ちがなかったので20Lのサロモンのリュックでしたがベストは6Lくらいかなと
水分と携帯食さえ持ち運べれば問題ないので6Lくらいがちょうどいいかなと
手持ちの水分がなくなってもエイドステーションで継ぎ足し補給できるので500ml分入れ物があると理想的すね。
お尻の側面と内側広筋の筋肉痛がすごい!
トレイルは平地マラソンと比べて中臀筋と内側公筋をよく使います
これは実感しました。
原因は急激な下り坂なため減速のために内側広筋を過度に使用したこと。サーフェスが不安定なためバランスを取るために中臀筋を使う機会が多かったこと。
この2点が主な要因かと思われです。
トレーニングをするなら
- スプリットスクワットorシングルスクワット
- ラテラルレッグレイズ
- レッグレクステンション
あたりが効果的です。
片足でバランスをとりながら股関節全体を使う種目と、着地の衝撃に耐えられる膝とフォームを作るのが優先かと。
過去に急な登り対策の記事を書いたのでどうぞ
純粋に体力は必要
今回のトレイルマラソンはゴールしたら、気持ち悪くてもう全く動けませんでした。フルマラソンの後もどっと疲れがくるのですがトレランは筋肉的な疲労が強めでした。筋トレとマラソンを合体させたような感じです。
トレイルマラソンはマラソンの感覚で出てしまうとハードに感じると思います。
初めての参加の時はところどころ休憩を挟みながら自分のペースで走るのがいいです。周りに無理についていくとつぶれます。
がっつり走るつもりの方は入念なトレーニングをしてから出場くださいませ。
山頂の気持ち良さは半端じゃない

とはいえ辛いことばかりじゃないです。山の中を走るのは気持ちいいし下り坂を駆け下りるスリルと快感はアドレナリンがドバドバに出ます。
完全に日常からかけ離れた異世界です。
ひらけた場所にあるエイドステーションは天国でした。
景色は最高だし、空気も気持ちがいいし、お水も美味しいし、みんな戦いから戻ってきた戦士みたいな安堵に包まれた顔してるし
1度走り出してしまえば登山とマラソンと筋トレをぎゅっと凝縮したような超刺激が強い体験をすることができます。
普段の運動に物足りなさを感じてて自然が好きなら最高のスポーツです。
あとみんな優しいです。普通のマラソンでもよく声をかけ合うのですがもっと親切な感じがします。危険度が高いからかみんなで一緒に頑張ろう感が強いのでしょうか?山と参加者のみんなとの一体感はトレイルマラソンならではのものかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょう
とってもデンジャーでハードなトレイルラン。刺激の強さは保証します。
僕は今後もトレイルマラソンにチャレンジしていきますのでどこかでお会いするかもしれません。
let’s run!
今回の大会の写真です。







↑妹です


