夏の花粉爆発してます
一年中ずっと何かしらの花粉症で悩まされてます
1日に消費する水分のほとんどが鼻水に費やされてる気がします
もうこれだけで減量できるんじゃないかな
今回はブックレビューをします
格闘技の科学
僕自身は空手とキックボクシングを少しやっていたのですが、読み進めていくと今まで知ってるようで曖昧にしていた部分がこんなにもあったのかと再発見の嵐でした
もうね、格闘技の新しい世界を見つけてしまいましたね( ✧Д✧) カッ!!
- 何故パンチを出す時に拳を捻るのか?
- 何故力士は体重差がある相手に勝つことができるのか?
- 空手の突きとボクシングのパンチどっちが強いの?
- etc
特に
”重いパンチと鋭いパンチの違いは力積である”
力積ってワードに拒否感がある人ごめんなさいこのあとそんなワードばかり出てきます。人( ̄ω ̄;)
これが一番スッキリしました
短い時間で一定の力積を与えたら鋭いパンチ
長い時間で一定の力積を与えたら重いパンチ
※力積=質量×速さ
ラグビーのタックルなどは運動量が大きいので重い衝撃になる
蹴りも、足先で蹴ったら鋭い蹴りスネで蹴ったら重い蹴りになる
今まで重さについては感覚で伝えてる部分が多かったですが、
科学的に解説できれば相手に正確に伝えることができるんです。
本書ではもっとわかりやすく解説してます(;´∀`)
こんな感じで格闘技を科学的に分析したらこうなるっていうのが90個のQ&A形式で紹介されています
個人的にはバイオメカニクスをもっと物理学よりにした感じです。
物理や数学が苦手な人も多いと思うのですが、実際の動きの中でどんな力がどんな風に働いているかをイラスト付きで解説しているのでとっても読みやすいです。内容も濃いです。
ただ、サンプルの数が少ないので数値にばらつきがかなりあります。
平均値として参考にするのは難しそうです。
“気”が結局なんなのかは満足するほど言及されていませんでした。
そりゃ存在するのかどうかもわからないものを物理で解明するのは難しいと思いますけどね
格闘オタクな人の中でも特に理系の人にはめちゃめちゃ面白い本だと思います。僕はこの本が届いてから1日中読んでました。
読み終わったあと、なんだか強くなった気がします٩( ‘ω’ )و
格闘技をやってる方
バイオメカニクスについてこれから勉強したい方
曖昧に知っていることを科学で白黒つける
そんな本です