おばあちゃんは筋トレしてくださいって伝えたい記事です。
高齢者の方は年々増えています。
そのなかで健康寿命が伸ばせるかが課題になってきている昨今、高齢者のトレーニングに対する重要性がましてきました。
加齢によって筋量の減少も起こる。これを筋量減少(サルコペニア)という。30歳以降、筋の密度の低下、筋内脂肪の増加に加えて個々の筋の横断面積の減少がCTにより明らかになっている。〜中略〜特に女性で著しいようだ
特にタイプⅡ線維(速筋線維)で顕著である。従って高齢者は筋量が少なく、タイプⅠ線維(遅筋線維)の割合が高い。
30歳を過ぎたあたりから筋肉の量は減り続けるいっぽうです。それも女性の方に多いです。
現場にいても高齢の方ほど体が細く筋肉量は少ないなと感じます。速筋線維は太くなりやすく遅い筋肉は太くなりにくいです。そのため速筋が減ってくると遅筋だけが残るので筋肉が細くなっていきます・
これで困るのがパワーが減ってしまうことです。
転倒の防止であったり、階段をスムーズにあがる時、椅子から立ち上がる時に使うべき筋が不足して日常生活に支障が出やすくなります。
加齢ととも筋力、特に速筋が減ってしまうので、トレーニングでいかに速筋の量を維持できるか、もしくは増やせるかが重要になってきます
だからおばあちゃんは筋トレをするべきなんです。
そうはいっても何をやればいいのかわからないという方もいると思うのでまた記事を書きます。
参考書籍
NSCA決定版 ストレングストレーニング&コンディショニング 第3版