僕は仕事で人の歩き方を見て気になるところを修正していくことはあるのですが、この間同僚に理想的な歩行について質問されたときうまく答えることができませんでした。
覚えていたつもりでも、いざ必要になったときに「えーっとあれだよ、あれ」みたいになかなか思い出せなければ現場でその知識は使えません。
復習と自分への戒めとして改めて正しく歩くとはどういうことなのか確認して大事なところだけまとめました。
「観察による歩行分析:」を参考にしています
歩行用語解説

ストライド、歩隔、足の長軸外旋角度の図「観察による歩行分析」p9より引用
歩行速度・・・歩く速さのこと、1分間の間に何m歩いたのかを表す
ストライド・・・2歩分の距離、上図↑参照
ケーデンス・・・1分当たりの歩数
歩隔・・・左右の踵の中心間の距離、上図↑参照
足の長軸の外旋角度・・・足の長軸が進行方向に対して外旋している角度
それぞれのパラメータの平均
平均歩行速度 約74m/分(女性)
約82m/分(男性)
平均的なストライド長 約1.4m
平均的なケーデンス 約120歩
平均的な歩隔 約5 〜13cm
足の長軸の外旋角度 進行方向に対して7°外旋
あとがき
改めて数値で見ると今までの自分がいかに曖昧な歩行の見かたをしていたのかがわかります。
数値で記憶してる人はさすがです。
今回の記事でもし、あやふやなところがあるならこれを機に歩行の基礎固めをしてみてもいいかもしれません。
「この記事の内容だけでは物足りない…」もっと歩行について知りたいという勉強熱心なあなたにはこちらの記事がオススメです!
参考書籍