力を入れて狙った筋を脱力させる
トレーニング時に余計なところに力がはいってしまって力が抜けない
狙った筋肉を鍛えたいのに鍛えられない
いつも同じ筋肉が疲れてしまう
そんな人向けに「目には目を、歯には歯を」的な脱力法をシェアしようとおもいます
力には力で対処します
脱力のおおまかな方法をまとめた記事はこちら
力が抜けない!! 脱力するための6つの方法
特に元々運動することが好きでトレーニングにも抵抗がない、筋肉質な方におすすめの方法です。
こんな方にはおすすめできません
- 運動が苦手
- 力を入れ方がそもそもわからない
- 筋トレしたことない
- 筋肉がほとんどない
- 疲れるのが嫌い
上記に当てはまる場合は今回の方法はほとんど効果がないのでおすすめしません
そうでない方は是非お試しあれ♪
やりかた
すごくシンプルです
力を抜かせたい筋肉の反対側の筋肉に力をいれさせます
例えば上腕三頭筋に力が入りすぎてしまってプッシュアップしてても三頭筋しか効かないときは三頭筋と反対の働きを持つ上腕二頭筋に力を入れさせます。
するとどうやっても上腕三頭筋に力が入らなくなります。
起立筋(背筋)に力が入りすぎて腰が反ってしまうなら腹筋に力をいれさせます、すると起立筋の力は抜けてきます。
こうすることで体の力の入り方のバランスが改善されるので疲れにくい体になったり、ケガをしにくい体作りにつながります。
力が入らなくなる仕組み
これは相反抑制といわれる筋肉のメカニズムを利用した方法です、関節を動かそうと思ったときに特定の筋が縮みます、それとは反対の働きをもつ筋は関節の動きを邪魔しないように力が抜けて伸びやすくなります。
例えばヒザを伸ばそうとしたときに縮む筋肉は大腿四頭筋です、それとは反対の働き(ヒザを曲げる働き)をもつハムストリングスは力が抜けるため、スムーズにヒザを伸ばすことができるんです。
試しになにか重いものをもってアームカールで上げてみてください
アームカールで持ち上げた状態で腕を止めてください、ちょうど↑画像のような姿勢になります
力こぶ(上腕二頭筋)が硬くなると思います、これが力が入っている状態です
逆に二の腕(上腕三頭筋)に力が入らないと思います、これが力抜けている状態です
これを繰り返していくと二の腕の力が抜けてきて、そのうち力を入れようとしても入りづらくなってきます
この状態で二の腕にストレッチをかけるとさらに力が入りづらくなります
ちなみに強度は高くする必要はないです
レジスタンストレーニングの考え方だと筋肉を使い切るのが基本なのですが、今回のケースは力が抜ければ良いので軽ーい負荷で力が抜けるのを確認しながら取り組めばOKです
まとめ
脱力をさせるためにあえて力を入れる方法も効果的です
力を入れることが得意だったり、運動、筋トレに抵抗のない人にはおすすめの方法です
力が抜けなくて悩んでたら是非お試しあれ♪
[…] 関連:力を入れて狙った筋を脱力させる方法 […]