ぼくがこの本をはじめて買ったのは今の仕事をはじめて間もない頃
読んでもなーんにもわかりませんでした
ほんとになーんにもです
ケガを知らないと過去にケガをした人やこれからケガをしそうな人はなにをやるべきでなにをしちゃダメかがわからないんです。だからクライアントさんの希望に応えるためにケガについては知っておかなければならいんです。
と当時のぼくは使命感に駆られAmazonでポチりました
が、書いてあることが専門用語ばかりでまったく頭に入ってこない
「理学療法士さんはこんなに難しいことを勉強しているのか」と
この業界の厳しさを実感した瞬間でした
その時の本が「運動器疾患の「なぜ?」がわかる臨床解剖学」
この本はかれこれ3年の付き合いです
他にも長い付き合いの本がありますがこの本は特に長いです
この本を読めることが自分の成長の証だった
読んで理解できるようになったことが一番の変化です。
今になってみればずいぶんわかりやすく噛み砕いてくれてる本だなとわかりますが、買った当時はまったく理解できなかったので読むたびに心を折られていました。
それでも定期的に読み返していると徐々に内容がわかるようになり、だいたい仕事をはじめて1年たったころから、この本がいかにわかりやすく実践向きな本なのか気づきました。
このころから常に持ち歩いていないと不安になるようになりました。それくらい現場で遭遇する率の高い疾患を中心に取り扱っています。
おかげで今では何かしらの疾患をもっていたり、過去にケガをした方であっても基本的な疾患は知っているのでおおかた対処できるようになりました。
本書にハマるつかいかた
ぼくみたいに全然まるっきり体のことを知らない人にとってこの本を読むことは挑戦になります。
イメージはRPGのはじめっからラスボスに挑むような感覚です。
はじめは絶対勝てないので、また力を付けてから挑戦します。
勉強して、アウトプットして、わかんねーってなって、調べて、勉強して、アウトプットして、わかんねーってなって、、、
こんなことを繰り返していくうちにだんだんと読みやすくなっていきます。
ある日を境に急に内容がすらすらと自然に頭に入ってくるようになり、自分の道具のように仕事をしてくれるようになります。
それから解剖の世界が面白くてしょうがなくなりました。
まとめ
この本は結構思い入れがあります、読めるようになるまで苦労したのでパッとページを開いてそこに書いてあることが理解できるのが嬉しいんです。
現場でも重宝しています、過去にケガをした方やリハビリあがりの方を担当するときに役に立つ内容が詰まっているんです。
これからも長い付き合いになりそうですが当分は手放さないです
もし、これから自分の基礎力をあげたいならオススメです